Raspberry PiのSambaでファイルを共有する
By Patineboot
Samba設定の概要
ホストPCとラズパイでファイル移動を頻繁にするので、“pi"ユーザーのHomeディレクトリへホストPCのFinderからアクセスする。
- ログインしたユーザーのHomeディレクトリを共有
- Guestユーザーのログインを禁止
- Sambaに"pi"ユーザーを追加
- Sambaサービスを再起動
Sambaをインストールする
aptコマンドでsambaをインストールするね
sudo apt install samba
ユーザー、共有ディレクトリを設定する
Sambaの/etc/samba/smb.conf
設定ファイルを書き換える。
設定ファイルは、セクション、属性値と設定値、を記述する。フォーマットは次のとおり。
[セクション] ← セクションの開始。
属性値 = 設定値
設定ファイルには、ファイルサーバーへログイン時に使用するユーザー、公開ディレクトリのパス、ファイル書き換え可能、などをカスタマイズできる。 俺はいつも、nanoコマンドで設定ファイルを開いている。
例: Samba設定ファイルをnanoコマンドで開く
sudo nano /etc/samba/smb.conf
Samba設定ファイルsmb.conf
を書き換える
[global]セクション
デフォルト値では、 Sambaに非登録アカウントのログイン試行をGuestユーザーに置き換えていた。 Guestユーザーのログインを禁止するために、非登録アカウントでのログイン試行を失敗させる。
map to guest
属性をbad user
からNever
へ変更。非登録アカウントのログイン試行の置き換えを禁止。
map to guest = bad user
↓
map to guest = Never
guest ok = noを追加。Guestユーザーのログインを禁止する。guest ok
属性記述なく、Guestユーザーのログインを許可していた。
guest ok = no
[homes]セクション
homesディレクトリの書き換えを許可する。デフォルトでは読み出しのみ許可していた。
read only
属性をyes
からno
へ変更。
read only = yes
↓
read only = no
Sambaへpi"ユーザー追加
ラズパイのデフォルトユーザーアカウント"pi"をSambaに加える。
コマンドを実行😆
pdbedit -a pi
Sambaが、新しいパスワードを問い合わせたら、ラズパイのLoginパスワードをタイプです。
Sambaサービスを再起動
コマンドを実行!
sudo systemctl restart smbd.service
ご参考に
SambaをUbuntu 12.04で構築した手順を丁寧に説明してる。 ただし、内容は古い。